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11.102020
壁から雨漏りの原因と対処法を分かりやすく解説
「壁から雨漏りしてしまった」どこに相談したらいいのだろうか!?
自分で対応できることなのか!?
費用が、高額にかかってくるのか?
などなど
不安な疑問が色々浮かんできます。
結論から言えば、
早急に対応が必要 費用は、15000円位の軽度で直せる場合~
壁を張替しないといけない場合や塗装工事が必要となってくる場合などの、
高額な金額になる場合まで、ケースバイケースになる
雨漏りは、自分でどうにかできるほど、簡単ではなく、どこから侵入したか突き止めるのは、
困難な場合が多い。
出来れば、家を建てたメーカーさんや工務店・大工さんにお願いすると、
あなたの建物の構造がよくわかっているので、対応もしやすい。
「会社が廃業したんだよねとか、もうあそこには頼みたくない」など、
事情があって、建てたところと、連絡が困難な場合もあることでしょう。
まだ建てて10年以下である場合は、施工会社に責任がありますので、
対応してもらいましょう。
そうでない方は、早急に雨漏り専門店や、雨漏りに対応できる工事店さんにお願いしましょう。
目次
|壁からの雨漏り原因サイディング(窯業系)
窯業サイディング(ようぎょう)とは、
住宅で、使われている壁材でもっとも多く7-80%くらいは、窯業系サイディング
と言われているくらい多い壁材です。
こういった縦に目地が入った素材の壁材は、、ほぼ窯業系サイディングになります。
レンガ模様や、多彩色・デザイン性がある壁材など幅広く人気な壁材です。
縦に目地にシーリングもしくはコーキングなどと呼ばれる、ゴムに似たシール材が打ち込まれています。
窓回りやドア回り、電気ボックス・エアコンカバー上部などなど、
色々な箇所に、シール材が入っています。
このシール材が劣化すると、壁に雨や湿気などが侵入する危険性が高まります。
シール材がひび割れていたり、なくなっている場合は注意が必要です。
縦目地や、窓回りのシールの劣化・ひび割れ・破損などの原因から雨が侵入してしまうことがあります。
家の中の壁までに浸入するまでには、
家の中の壁紙(クロス)→石膏ボード(プラスターボード)→断熱材→間柱→外壁下地ボード(下地パネル・OSB材・他)→透湿・防水シート→窯業系サイディングの流れになり、内部浸入するまでの道のりは遠いですが、実際、壁から水が垂れてきたというようなこともあります。
弱い部分は、外壁のシールが施工された部分になります。
シール部分は、新築から耐用年数は約10年前後の物を使うことが多い。
早ければ5年以下で、劣化されていた物件も見受けられました。
窯業系サイディング壁の場合は、コーキング(シーリング)部分が雨漏りの原因と、
なってしまうこともあるので、注意したい、
あとは、ベランダの手すり部分のつなぎ目からや、ベランダ床の防水面からも、
水の侵入する恐れがある。
未然予防対策として、ベランダを時々ほうきで掃いたり、水拭き・中性洗剤など使って
掃除する。
ベランダの排水部分にゴミがたまって、雨漏りする場合もあるので、
日々の掃除や、自分で目視で時々チェックするなど、関心を持つことが必要
|壁からの雨漏り原因モルタル
スタッコ壁(モルタル壁)
の場合は、ひび割れやヘアークラック(髪の毛くらいの細い割れ)が、
知らない間に、発生している。
ガス管工事・電気工事や他工事などで、
器具のネジの跡や、穴などそのままになっている場合もあるため、注意したい
下地の説明が詳しくされていたので、ご参考に こちらを参照
窯業系サイディングに比べると、モルタル壁の方が雨漏りしやすい可能性が高い
モルタル壁の下地が原因となっている。詳しいことは、上記参照
壁を壊して、下地を直す場合は、おおがかりになり、費用がかかるため、
外壁部分のひび割れを͡コ-キング(シーリング)したりして、修理する場合が多い。
地震の大きさや、職人の技量によって、雨漏りの発生率も違ってくる。
雨漏りがするから、張り替える・または、デザイン性を求めてサイディングに、
張り替えたいなどといった場合、
壁がものすごく固いので、費用が高くなる場合も多い。
基本的にモルタル壁の雨漏り修繕の場合は、ひび割れや、ビス穴跡・欠けに対して
コーキング施工になる
チョーキング(手に粉が付くような状態)現象がはじまると、
建物の外壁が水を吸い込んでしまう。
水をはじかず、外壁が水を吸収している場合は、中に湿気がたまるので、外壁塗装も検討したいところだ、
|壁からの雨漏り原因ログハウス
小口(こぐち)と呼ばれる、側面から雨が浸入する場合がある。
小口面が他の場所より傷みやすいのは、
小口面は水を含みやすいということと、ログハウスの構造上の問題もありそう
コーキングや、防水テープなど処理されているが、ログハウスの木は、
時間がたつと、木が詰まってくる(圧縮されること)ことがある。
詰まってくると、隙間があいたり、破損個所がでてくる
性質上いたしかたない。
ログハウスの外壁近くの、キッチン壁・トイレ壁・リビング壁
などから、横殴りの雨の場合は雨漏りするといったこともある。
通常の小雨程度なら問題ない場合も多い。
応急処理では、小口面の隙間に、防水スプレーやコーキング処理などで、
様子をみて対処したい。
それでもだめだったら、業者さんに相談いたしましょう
|壁からの雨漏り原因ALC
ALCと呼ばれる外壁材
旭化成の代名詞
地震や家事に強いとされる、外壁材。
中は軽石みたいな作りとなっている。
1枚1枚の重量はなかなか、重い。作りがしっかりとされている
雨漏りにも強い。
パネルとパネルのつなぎ面はコーキング処理されている。
このコーキングが亀裂がはいったりし始めると、黄色信号。
特に浴槽周りで、中と外の温度の違いから結露や湿気などを、
帯びてやがて痛み出し、雨漏れという流れもある。
直バリと言って、柱に直接ALCの外壁材が張られた施工方法もあるので、
コーキングが切れてしまうと、中に直接雨が浸入する恐れもある。
気が付かないと、シロアリの犠牲になりかねない。
大量のはねありを見かけた場合は、雨漏りや水漏れからくることもある。
中古物件購入の当事務所のお話で、
外壁がALC素材、外壁からの雨漏れから、
長年放置から、土台や柱、玄関庇屋根部分がシロアリ被害があった
外壁は直バリ。
購入時には、気が付きませんでしたが、
リフォームするとき、何か異変を感じて、気が付いた時には、
遅く
余計な出費が重なりました。
防水シートは必ず入っているものばかり思いましたが、
当時は、防水シートも張らず直接貼るということをしていたといいます。
直接張ってある直バリ工法では定期的に、必ず目地のコーキングや、外壁塗装もしっかり行っていきたい。
|壁からの雨漏り原因屋根と壁の取り合い
屋根の形が複雑な形状をしている場合、
壁と屋根の取り合い部分(壁の一番下部分・屋根の板金部分の境目)
から雨漏りが発生する場合があります。
通常は、水が浸入しないように加工されていますが、
当時の施行仕様が甘く、知らないで施工していたなんて言うお話も
あったくらい、ずさんだった可能性もある。
複雑な屋根の形状の場合は、どこから雨漏れしたのか、
突き止めるのが困難で、
一番最初に疑うのが、屋根と壁の取り合い(境目)部分
他にも、軒天(天井)や、破風板など、屋根に近い部分からも、
雨漏りの疑いもある。
自分でどうにかできる部分でないので、専門業者に依頼いたしましょう。
|壁からの雨漏り原因庇(ひさし)屋根
庇屋根部分もしくは外壁のひび割れから、室内壁に雨漏りがあったということで、
施主さんがコーキングで、施工した画像です
壁と屋根の取り合い部分(境目)や、板金のつなぎ目が、
怪しいということで、コーキング厚盛。
雨漏りは収まったそうですが、
後日心配だから コーキングと庇屋根塗装をしてほしいと依頼があった。
別の機会に、ブログを書こうと思います。
コーキング処理・庇屋根塗装で、雨漏りがおさまった!!
と話も聞きますので、
雨漏りの際は、コーキング・庇屋根塗装から施工して様子を見ても、
良いかもしれません。
約1日で施工完了できることと思います。費用も2-3万くらい程度が目安
低コストで施工できるので検討してみてはいかがでしょうか!?
|最後に
壁から雨漏りがしてしまった原因は一概にはいえません。
雨漏りを専門としている業者さんもいらっしゃいます。
赤外線カメラといって、温度を調べて温度の変化から雨漏りのか所を、
特定するという方法です。
赤外線カメラは、ピンキリで、専門業者さんが使っているものは、
一台100万以上するものもあります。
調査費用も、20万~となる場合もめずらしくないです、
調査するだけでそんなに高い!?と思ってしまいますが、
雨漏り要因発見は、厳密な調査と高額な専用道具が必要となるため、
経費がかさみます。責任もかかってきます。
どーしても雨漏り要因が分からない場合の最終砦ですね
本気で雨漏りを止めたい場合は、専門業者さんに依頼することも
検討した方がよさそうだ。
なんとなく検討が付く場合は、知り合いの業者さんや工務店・リフォーム店・塗装店
などに相談してみるのも手です。
長く放置しておくと、シロアリや、カビ・腐食の原因となるので
早めに対応しなければいけません。
放置すれば、後程、高額な工事になりうるため、
早期発見早期対応を心掛けたい
ところです、
最後までご覧いただきありがとうございました。
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