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11.202020
庇屋根雨漏り!修理塗装事例
以前雨漏りがあったということで、施主様が自らコーキングという、固まると
ゴムみたいになる材料を使って修理していました。
雨漏りが心配なので、対応してほしいとのことで、塗装とコーキングで、
修理する流れとなりました。
築おおよそ30年数年
バブルあ始まる前あたりに購入したとのことでした。
一度くらいは塗装された様子でしたが、塗膜はみての状態
水をはじかなくなると、塗装時期になります。
カッターや、スクレッパーで古いシールを撤去
なるべく、はがします。
シリコンというグレードのコーキング材は塗装ができません。
塗装すると、普通に塗装出来る場合も、はじく場合もありますが、
結局のところ最後には剥がれます。
密着されないためです。
そして、脱脂脱脂脱脂
使ったのが、ラッカーシンナー
溶剤匂いと、強さは強烈です。
ゴム手袋みたいなものをして、施工しなければいけません。
理論上は・・・
皮膚からも、溶剤が浸透するおそれがあるためです。
ケレンといってサンドペーパーやマジックロン(たわしみたいなもの)
で足付けをします。
細かい傷をつけて、はがれにくくします。
足付けの有無で、後々剥がれてくるおそれもあります。
透明なクリアの変性シリコン速乾用というものを仕様しました。
1本¥1000円弱
思ったより高額です
変性がつくと、塗装が可能です。
1回目の塗装下塗り錆止め塗装
使用した材料は、関西ペイントのエスコという、2液タイプの
変性エポキシ系錆止め塗料
密着にすぐれ、信頼度が高いです。
錆止め塗料は、白・グレー・赤さび・黒など他
があります。
今回は余っている塗料で優れているものでしたので、
新たに買う場合は、濃い色を仕上げる場合は、
赤さびや黒などが、色を隠してくれるのでいいかもしれません。
下塗り無しで塗装する場合もありますが、基本屋根は下塗りします。
鉄部の下塗りは錆止めになります。
日当たりが良いところや、はがれてほしくない場所は、
2液タイプの硬化剤と主剤を混ぜて使う塗料が、強いです。
2回目の塗装中塗り
刷毛から先に色を塗っていきます。
ダメ込みなどといいます。
鉛筆を持つような持ち方がおすすめです。
縦にラインを出す場合は、はけも縦にそって使います。
仕様材料は
関西ペイントのスーパーシリコンルーフコーヒーブラウンです
そしてローラー
毛の長さや幅(インチ)もいろいろです。
今回は、4インチ13mmの中毛を仕様
ローラーを塗料につけるまえに、手で毛をしごいてあげます。
自分は1分くらいは毛抜きします。
毛がどうしても少量抜けてしまうためです。
短毛(毛がぬけにくいが、技術が多少必要仕上がりはキレイ6mm~)
中毛(毛がそこそこ抜ける・仕上がりがそこそこきれい13mm~)
長毛(毛が抜けやすい・主に外壁や屋根につかいます20mm~)
そして3回目の塗装
左部分が3回目はけの場所が2回目でこれから
横の木の破風板部分も塗装
おまけ
外壁のクラック(ひび割れ)もクリアコーキングで保護
庇屋根塗装料金設定目安は、
¥25000円前後から程度です。
天候により1‐2日程度の工期
今の塗料は、乾燥が早いので、作業性がいいです。
今回は、庇屋根の雨漏りの修理方法をコーキングと塗装という
方法で施工しました。
安価で施工ができるのと、水をはじいてくれるので、雨漏りがある場合には、
塗装を考えてみてもいいかもしれません。
どうしても雨漏りが収まらない場合は、板金のやり直しが必要となる
場合もあります。
壁と屋根の重なる取り合い部分から侵入するケースが
あるので、塗装で様子を見てみるのも一つの手になります。
最後までご覧いただきありがとうございました
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