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12.282020
木部枠の塗装方法やり方
モルタルの外壁に多い、木部枠
木部は、劣化がしやすく、塗装もはがれやすいです。
本日は、なるべくはがれにくい塗装のやり方と道具・塗料などを、
解説いていこうと思います。
|木部はなぜはがれやすく・劣化しやすい!?
木部はいつも、思うのですが、周りの外壁や、その他と比べて、
劣化を感じますし、はがれなどが特に目立ちます。
木部は、湿気や温度・環境によって、膨張と収縮を繰り返す。
木も生きている!
木も呼吸をする。
水分を含めば、膨張する
水分がなければ、収縮する。
暖かいとのびて
寒いと縮む
塗料は、木ほどの膨張・収縮はしない。
木部枠や木部(特に日にさらされている部分)に塗装した場合は、
はがれたり、傷みやすかったりする。
はがれた部分や、痛みがある部分から水を吸い込みやすくなる
早めの塗装が、長持ちさせる秘訣
ただし、何回塗装してもはがれてくるのは、
塗装方法に問題があるのか。
木部自体が、劣化しすぎているのどちらかの原因になりそうだ
|木部塗装の塗料や使う道具
カンペ1液M木部用下塗HG 【4kg ホワイト、ブラウン】関西ペイント
木部に一番初めに塗装する塗料。
木部と塗料の密着を高めてはがれにくくする
木部にもしっかり下塗りすることで、
はがれにくい下地作りができる。
下塗りする・しないによっておおきな塗装の持ちにも変わってきます。
木部には、下塗りは行いたいところである。
【注ぎ口(ベロ付)】セラMレタン 艶有 特注色 濃彩色1 4Kg/セット
セラミック変性ウレタン・密着と耐候とも優れます。
シリコンやフッ素の方が、耐久性があるからいいと
いう業者さんもいます。
フッ素は、塗膜がとても固く、収縮膨張する木部には不向きと
考えます。
シリコンとウレタンを比べた場合、
仕上がりは、確実にウレタンの方が美観に優れます。
塗りやすさ・隠蔽もウレタンの方が上です。
耐久性は、シリコンの方が良いとされています。
大きい外壁や屋根などには、絶対的シリコン以上がおすすめ
付帯部と呼ばれる雨どいや木部・庇屋根など細かな部分には、
今でもウレタンの方が仕上がり塗りやすさ・密着性は
高いと確信してウレタンの2液性の塗料を、使用しています。
塗料用シンナーA 16L 【メーカー直送便/代引不可】エスケー化研
下塗り材・ウレタン材などに希釈して使います。
塗料用シンナーとラッカーシンナー・ウレタンシンナーエポキシシンナー
他などがあります。
塗料用シンナーでも、再生シンナーVも安価でありますが、
耐久性を考えると塗料用シンナーAを仕様したいところです。
4インチ13mmくらいがおすすめ
ローラーハンドル
SXバケット サイズ感もちょうどいい
バケットの中に入る内容器
予備に何個かあった方が、便利
基本内容器は使い捨てになります
マスキングテープ
窓のサッシ部分に、塗装を見切る場合に使います
55cmと1m10cm幅があります。
窓などを、汚さないように使います
皮スキ
塗料の蓋を開けたり、剥がれ部分を削ったりするのに使います。
浮いている塗膜を、剥したりする場合使用します。
|木部用下塗り
カンペ1液M木部用下塗HG 【4kg ホワイト、ブラウン】関西ペイント
のブラウン色を仕様
色味は赤さび色に近い。
乾くとつやがなくなりマットな感じになります
乾きは早い方ですが、日陰や塗料が厚くつくと、乾きが悪い
エポキシ配合で、密着強度が期待できます。
鉛・クロムフリーで健康にも環境にも優しい
木部は、色だけ塗装するとはがれやすい・
しっかりと下塗りをしたい
塗ったばかりはきれいだが、日が当たる部分や、反対に寒い
部分などもはがれてきやすい(下塗りをしないと)
一工程増えますが、確実に行いたい工程になります。
|木部中塗り
下塗りが終わって乾燥を確認したら、
いよいよ色を塗っていきます。
コーヒーブラウン系の黒茶色など塗装する場合が、
多いです。
刷毛やローラーなどを使って塗装します。
基本的に光沢あり(つやあり)を使います。
指定がない場合はツヤありになります。
つやがなくなるにつれて、耐久性は落ちていきます。
|木部上塗り
3回目の塗装上塗り
3回塗ると塗膜の厚みがしっかりつくのと、
塗料の性能が最大に発揮できます。
1回塗りですと すぐ剥がれます
2回塗り下塗りと上塗りだと、塗料が木部に吸い込まれ
性能が100%ではない
3回塗り下中上だと、吸い込みが抑えられ、
塗膜が安定します。
基本的に同じ塗料を2回塗らないと、100%にはなりません。
+はがれないように下塗りして全部で3回ということになります。
木部に限ったことではありませんが、
上記のような考え方をします。
|最後に
じぶんで塗装される方もいらっしゃいます。
ホームセンターに市販されている塗料で塗ってみても
面白いかもしれません、
それでも何回もはがれてくるといった場合、
プロにお任せするのも一つの手かと思います。
ちょっとしたテクニックや技術は、
ブログには、書ききれませんが、仕上がり・持ちが
やる人によって変わってくるというのも、木部塗装の
面白味で、技術の見せ所でもあります。
木部でお困りの際は、
お問合せはこちらからどうぞ
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