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9.182019
ヘアライン仕上げやり方/アルミサッシ・ステンレスなど
ヘアライン仕上げのやり方解説
まずヘアラインとは!?なんぞやということで簡単にご説明していきたいと思います。
ヘア=髪の毛
ライン=線
合わせて 髪の毛くらいのラインが入った柄を、ヘアラインと呼ばれています。そのままなのですが・・・
皆様ご存知の通りの、名前です
ヘアライン用工具・道具が市販されていなく情報も少ないことから、
今回自作で、作ってみました。
ヘアライン用に作った組み合わせたのは、スコッチとコルクレンガです。
※ほかにもいい組み合わせがあれば、お問合せご一報よろしくお願いいたします。
コルクレンガの大きさに合わせてスコッチを切って、
木工用ボンド速乾で、約一日重しをのせて、融合させました。
ヘアライン用工具・道具は市販されていないようなので、
自分で作ることにしました。
アルミサッシやステンレスの補修リペア現場で、もしかしたら監督さんに「このアルミサッシにラインを出してほしい」といわれたことがあるかもしれません。
周りがヘアラインだったら、へこみを直したところもヘアラインを、周りと似せて作って上げられればより、完成度が高くリアルに見えます。
スコッチとコルクを合わせたもの、スコック(通称名略します)で対象物の、アルミやステンレスを軽く表面を傷をつけてヘアラインを出します。
ヘアラインは、傷をつけて表現するほかなく、触ると、少し、ざらつきます。
ざらつきをなくす場合は、トップコート(クリア)で、何層かにして平らにします。
今回は、代用品の研磨剤とコルクレンガで作りました。
木工用ボンド(速乾)でも十分、密着しているので今のところ剥がれてくる様子はありません。
平らに重しをのせて、約一日、接着するまで待ちました。
今回近くにいた、硬化剤の塗料缶を使ってみました。素材はスチール系
なかなか力の入れ具合の調整が難しい。
まっすぐラインを出すには、ものさしや、差しがねなどを定規代わりにして引くともっと精度が高いラインになります。
ラインの入り具合にも注意しながら、作業すると周りのヘアラインと同化して補修跡も違和感がなくなるはずです。
関連記事こちらも参考にしてください
ステンレスのへこみくぼみの補修事例のご紹介
ヘアライン仕上げリペアカラーSS2.5シルバー系 ステンレスのへこみくぼみの補修リペア
+ドライバーでたたいたくらいのへこみでも、周りもつられて大きくゆがみ凹んでしまいます。
広い面をポリパテで平らに形成していきます。
何度もパテを盛って削って確認しての繰り返し」
平らになるまで根気よく♪
サンドペーパーを手で研磨するより
こちらの道具にサンドペーパーを挟んで研磨した方が、作業スピード・平滑さが断然違います。
様々なメーカーから市販されていますが、私は、メンターからこちらの道具を教えていただき購入して、使用しています。
大塚刷毛製品は、安心安全にモノも間違いありませんのでおすすめです。
塗ってる時間はモノの数分
下準備に時間と労力がかかります。
段取り8分仕事2分
そんな感じで
段取りで決まるってこと!
最後に
最初、こんなラインが出せることすら知らなかった時には、
ヘアラインに感動しました(;O;)
ヘアラインのやり方を伝授は、リペアの講習では教えてくれないはずです。アルミサッシのリペアスクールに行った際、先生にどのように出しているか聞いてみるのもアリだと思います。
他にも、ヘアラインのやり方はありそうなので、もっと研究して、確実に簡単にキレイにできる方法はまだまだありそうです。
また別な方法でもできる場合は、ご紹介したいと思います。
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