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11.72019
窓枠の補修事例
窓枠補修前
窓枠補修後
目次
|なぜ窓枠が劣化してしまうのか
窓枠は、基本、紫外線にさらされしまいます。
紫外線によって、窓枠に張ってある木部のプリント
(ダイノックシート同等品)が劣化します。
そして最後には、木材の内部まで破壊されてしまいます。
フローリングの床なども色が変わってしまうのは、紫外線の影響が考えられます。
対処方法として、これ以上の劣化を進ませないためには、
サンシェードなどの日よけをすることをお勧めいたします。
どうしてもサンシェードなどができない場合は、
遮光カーテンや、レースカーテンなどで、日よけをすると、幾分痛みも変わってきます。
|窓枠の直し方
①ダイノックシートとよばれるシート系を張る
下地が傷んでなくなっている場合や、平らでない場合はパテで下地処理します。
パテは、主にポリエステルパテを使います。
平滑に平らになったら、ダイノックシートと呼ばれる
カッティングシートを加工して張っていきます。
部材が割と高額のため、窓枠などに張る場合は、割高感があります。
シートをはる職人は、シートや・クロス店・補修店などに分かれます。
柄はいろいろありワクワクするくらい種類があります。
ただし、金額は中~高コストとなりそうです。
②パテや補修材で直すリペア
補修屋とよばれる、直し専門店が主に施工します。
パテも、いろいろな種類のものや、ラッカー系の塗料で、
色を作ったり、木目や柄を似せて違和感ないように仕上げてくれます。
色々な技術があり、ひとつとして同じような現場はないといわれています。
作る・壊すよりさらに難しい 直す補修の技術が、腕の見せ所です。
③ペンキで塗装する(木目がなくなる)
主に塗装店・ペンキやとよばれる職人が塗装します。
塗装方法は、刷毛やローラーを使って塗装します。
窓枠とかには、昔のOP(オイルペイント:SOP合成樹脂ペイント)
やウレタン塗料などが使われます。
ウレタン塗料などは、窓枠に塗装したりしますが。モノを置いておくと、
痕がついてしまったり、くっついてしまうことがあります。
OPオイルペイント・SOP合成樹脂系塗料は耐久性はないが、
塗ったところにモノを置いても、ほぼほぼ、いたずらせず、
痕が付いたりモノがついてしまうことが、ありません。
塗料で塗装する場合は、木目は消えてしまいます。
浸透性や、着色剤と呼ばれる塗料で塗った場合は、木目はそのまま生かせます。
※ただし、上記の塗料が使えない場合もあります。
|最後にまとめると
紫外線によってダメージを受けた窓枠は、様々な手段によって直すことができます。
直し方コストとして
ペンキ<補修<ダイノックシート系の順にコストが高くなります。
クオリティ品質は上記の逆になります。
ダイノックシート<補修<ペンキの順になります。
ただしせっかく直しても、また紫外線が、延々と浴びて
また続く場合は、また、劣化する原因となるので、
サンシェードや遮光カーテンなどで対策が必要不可欠となりそうです。
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