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9.152019
リビングの障子が閉まらない時の修理方法サンゲツSP2113
|初めに
建物も車と同じように、劣化していきます。
家だったら障子や扉などが閉まらなくなる場合があります。
例えれば、車だったら窓やドアがしまらなくなる。
車は、雨風・防犯上早急に対応せざるを得ないのに対し、家の中の障子や扉だったら、今すぐ修理なければいけないという考えになりにくい。
なんとなく生活はできるからだ!
でもちょっと待って!!
閉まらなくなった原因によって、後々すごいお金がかかってしまう場合があるので、
こういった恐れがある場合は早急に、専門家に相談していただきたい。
もっとも、恐れる原因は、
シロアリ被害だ!
シロアリは、雨漏れが大好きだ!
こちらの記事もご覧ください
実際、私の経験をお伝えすると、当事務所を購入した際、雨漏れが原因でシロアリに、土台や柱・玄関の庇(ひさし)の垂木(下地部分)が広範囲で被害にあっていました。
買うときにはわからなかったが、建て替えはできませんので注意してくださいと意味深なことを言われて、初めてシロアリを見た際に、「このことか」と分かったのです。
足場を組んで防水・塗装工事・庇部分の解体工事・サイディング工事・などなど
被害にしたら30-40万程度、価値にしたら何百万くらいの損害です。(シロアリ被害の物件は価値が下がる)
障子や扉が閉まらなくなった場合は、シロアリ被害でないか、確認を忘れないでほしい!
木枠を手で押してみてください。被害にあっている場合は木枠がスカスカで、固いはずの枠がプカプカしていたり、指で押しただけで凹むときには要注意です。
被害にあっている可能性が高いです。
経験上、シロアリが最初食べるとしたら、下の方から横や上に向かって食べていくようですので、
障子や扉が閉まりが悪くなったと感じた場合は、枠のゆがみを見て実際枠の方を手で押したりたたいりして、確認してください。
気が付かないで放置していくと、
数百万の被害やシロアリによる倒壊事例もあります。決して他人事でなく、家の中をメンテナンスし、少しで構いませんので、関心を持ってください。
何事も早く気が付き、素早く対応することで、多額のお金がかかる心配もありませんですし、
なにより毎日気持ちよく生活できることで、心も体も健康になりより豊かに生活できることでしょう。
|自分でできる閉まらない時の対処法
まず、なぜ閉まらなくなったのか!?調べる必要がありそうです。
「やっぱり職人でないからわからない!」そんな声が聞こえそうです。
内装ドアから自分でできそうな修理方法を、考えていこうと思います。
内装ドアの場合は、+ドライバーの調整だけで、どこかこすれて閉まらないということが、解消されます。
はじめて、調整する場合は、力の入れ方に気を付けていきましょう。
周りのものを傷つけてしまったり、ケガをしてしまうことにもつながりかねませんので、十分ご注意ください。
100円ショップのリフォームコーナーに置いてあります。
ドアを固定しているネジ(ビス)を反時計回り(左回し)にまわしてゆるめます。
大体固定してある位置は上真ん中下の3か所前後で固定してある場合が多いようです。
ネジを全部取ってしまうと、ドアを固定できなくなるので倒れてしまいます。
それなので、ゆるめてドアが少し動くくらいにしていきましょう。
下がこすれていて、しまりが悪い場合は、ドアを少し持ち上げてネジを固定していきましょう。
持ち上げる場合は、ドアの下に新聞紙など挟んで少し浮いている状態にすると、ねじを締める時、作業がしやすいです。
ネジを締めたら、ドアを開け閉めして、ドアの開閉を確認してください。
まだ、どこかこすれてしまう場合は調整が必要です。
大体ネジだけに調整で済みますが、中には、カンナやのこぎりで少し切って加工しなければいけない場合もあります。
加工する場合の、状況の場合は、大工さんや工務店さんにお願いすることも、視野にいれて
チャレンジする場合には、大けがにつながる場合もあるので、よく考えてから安全に作業ください
障子の戸やふすまの場合には
川口技研 敷居すべりテープ 敷居スベリ 一般用 C-2103
や他メーカーからも敷居に張るテープが市販されています。
ホームセンターや、インターネットにも売っていますので、滑りが悪く閉まりずらい場合は、こちらをはってみましょう。数百円なのでそんなに高くはないはずです。
戸やふすまが全く動かない場合は、木枠や戸・ふすま自身にけずるなどの加工が必要となってきます。
削る作業は、なかなか一般の方向けには難易度が高いので、こちらも専門店にご相談するのがいいかと思います。
|壁を壊して下地をやり直し木枠のゆがみを調整する方法
僕たちが見ている壁の状態は、クロスと呼ばれる、壁紙が奇麗に張られている状態です。
下地とは、壁紙を貼る前の段階の状態で、主に石膏ボードやべニア板が張られています。
また石膏ボードやべニア板をはがすと、間柱などと呼ばれる柱が縦に入っています。
木枠はこの間柱によって固定されていて、戸やふすまをあけしめしても、動かないように固定されています。
枠のゆがみを大幅に改善するには、壁を壊して固定している間柱自体を上下に調整する必要があります。
間柱を上に持ち上げれば、自然と固定されている枠そのものも、上に引っ張られます。
そうして、枠の調整をして、戸やふすまの開閉ができるように加工が必要となります
また下に垂れ下がらないようにするため、梁やけた・垂木と呼ばれる所と協力して金物で取れないように加工します。
大工工事2人で約半日
石膏ボード 910x1820x9.5㎜1枚
5.5㎜べニア2枚
約7万(税抜)
クロス工事天井壁約10m弱
クロス工事1人約半日
仕様クロス型番サンゲツSP2113
クロス工事約2万(税抜)
合わせて工期約2日間
※クロスが同じ型番が分かった場合でも、ロッドといわれる、製造日時がかわると、色が微妙に違う場合があります
※点検口などがあり天井裏で、作業できる場合は、壁や天井を壊さずにできるだけ低コストで、修理できるます。
状況によります。
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