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外壁塗装 冬時期のメリットとデメリットとは!?

外壁塗装、10数年に一度といわれる、我が家の大イベント

 

決して安くない工事代金

 

そんな外壁塗装工事ですが、施工時期は冬でも大丈夫なのと、ご質問いただくことが多い

ので、解説していこうと思います。

|冬時期のメリット

・夏と違って、窓にビニールでおおわれても気にならない

工事代金が安くなる可能性がある。

・いつもより、よく工事(サービス)をしてくれる可能性がある

 

大きく3つのメリットが考えられますので掘り下げてお話しできればと思います。

 

・夏と違って、窓にビニールでおおわれても気にならない

塗装工事は、あらゆる窓という窓にビニールを張って養生しなければいけません。

塗料(ペンキ)が飛んでしまうからです。

基本は、ビニールを張ったら、窓の開け閉めはできません。

(玄関ドアや、勝手口などは開け閉めできるようにビニールを張ります)

 

窓が開け閉めできるようにビニールを張ったら!?どうなの?

と思うかもしれませんが、

手間がかかります。

その分施工費用も上がってしまうため、

窓に簡単にビニールでおおって養生します。

 

夏や気温が高い場合は、室内に匂いがこもりやすいので、

窓の開け閉めができない場合は、少しつらいです。

 

冬は逆に、ビニールが保温効果になってくれるため

差ほど気にならないはずです。

匂いも暑い場合より、こもりにくいです。

工事期間、生活に支障が少ないのもメリットの一つです。

 

 

工事代金が安くなる可能性がある、

需要と供給のバランスで、冬に施工するのはちょっと嫌だ・・・

と考える方が多くなると、需要がなくなってきます。

工事を確保したい塗装業者が、少し価格をさげてでも、仕事がほしい

と考えます。

 

 

そうすると、忙しい時は、価格の値下げがしなくても受注できるのに対し、

暇な時期になってくると、少し値段を下げても仕事を受注したいと、

考え工事代金を安くする可能性が出てきます。

 

人気がなくなってきたものや、賞味期限が近くなり、早く売ってしまいたい場合

は、安くして売りに出されることを目にすることも、あるのではないでしょうか?

 

よくお客様で、冬時期は職人さんが、寒くてかわいそうなんて

ありがたい暖かい言葉をかけてくれる奥様もいますが、

寒くてかわいそうもそうですが、冬仕事がない方が、職人の家族がかわいそうだよなと思うこともあります。

 

冬時期は、確実に塗装仕事の需要が下がります。(公共施設や国や市の工事を除く)

あまり大幅に値下げはしてもらえないかもしれませんが、交渉の余地と、

見積の段階で、お値引きもされている可能性もありそうです。

思いっ切って、

 

御社で前向きに検討しているのですが、もう一歩

踏み出せないでいるいるので、価格面でご相談できますか!?

と聞いてみてください。

少し価格面で、勉強してくれる可能性があります。

値下げを要求したからと言って、手抜きとのお話は別物です。

 

 

・いつもより、よく工事(サービス)をしてくれる可能性がある

冬時期は、

16:00過ぎくらいには暗くなり始めますし、あまり遅くまで塗装

していると、塗装面が寒さでツヤがひいてそこだけ、つやがなくなってしまう

場合がありますので、

一日1工程がいいことでしょう。

 

いつもより、多少時間がかかってしまうこともあるかもしれません。

朝早く8:00からだと、夜露(よつゆ)で塗れていて、すぐ

塗装やビニールを張ったりすることができません。

 

その出来ない時間や余った時間、もう少しよくやってあげようというのが、

職人だと私は思います。

 

本来売り上げや利益を考えれば、冬は塗装工事では利益を出しにくい

時期と言えますので、早く終わらせて少しでも利益を上げたいところですが、

 

寒い時期でも、信用して工事を頼んでいただけるのですから、

その恩を返したいというのが、人としての道理だと私は思います。

 

100社いたら100社とも同じ考えにはなりませんが、

長く運営している施工店であれば、私と同じような考えに近い

部分で、お客様に助けられているのではないか!?

そう思っていますので、

本題の

いつもより、よく工事(サービス)をしてくれる可能性がある

は、期待できます。

 

 

そしてメリットがあればデメリットもありますので、

説明していこうと思います。

 

|冬時期のデメリット

 

塗装の不具合が起きやすい

工期が多少延びる

 

最大のデメリットである

塗装の不具合が起きやすい

こちらからお話をさせていただきます。

 

塗装は5℃以下の場合は塗装をしては、いけないですよ

とメーカーが謳っています。

あなたが思っている通り、不具合が発生する可能性があるからです。

 

脹れてきたり、はがれてきたりと、他の時期より過酷なため

不具合が起こりやすいです。

 

寒いため、塗装が乾いていると思っても、実は乾いていなかった。

上記が、冬時期の施工の怖さです。

 

だから一日一工程で、確実に施工する必要があると考えます。

「冬時期は一日1工程」

「15:00くらいまでにローラーなど大きい面の塗装はやめる」

この2点を徹底すれば、不具合の可能性をぐっと下げられます。

 

ちなみに15:00以降16:00過ぎくらいまでローラーで大きい面の

壁を塗っていると、翌朝、夜露(よつゆ)でつやがところどころ

おかしくなってしまうのでNG

ハケなどの細かな塗装の場合は、問題は少なさそうです。

 

 

それでも心配な場合は、他の時期を検討した方が良さそうです。

続いて

工期が多少延びる

、夏だったら一日2工程くらいできる場合もありますが、

冬は乾きが遅いので、一日1工程で施工になります。

朝一や夕方には、大きい面が施工できないため、

 

細かなところを、先に施工することもあります。

作業は、思ったよりは進まないことも多いです。

 

工期が多少かかってしまいます。

一般的な30坪くらいの大きさの建物の外壁屋根でしたら、

10-14日くらいで終わりますが、+2~4日は余裕を見ておきたいところです。

 

工事が延びてしまうからと言って、足場代や、塗装工事に追加料金が発生ということはありません

 

|最後に結論をまとめると

 

冬時期は、塗装工事では人気がないため、通常より安く施工できる可能性がある

他の時期に比べると、工期が少しかかるが、他の部分でサービスしてくれる

可能性がある

しかし、冬時期施工は不具合の可能性もでてくるため、一日1工程を守る

5℃以下は塗装してはいけない

 

個人の見解としては、価格を抑えて施工したい場合は、

間違いなく冬時期が、交渉余地がある。

しかし、リスクとして不具合が起こりやすいので、

一日1工程で間違いなく施工したい。

 

寒い時期の施工は心配だという方は、

4月や5月に予約するのもアリだと思います。

見積有効期限はあってないようなもの

 

工事内容に変更なければ料金も見積通りのはずです

 

暖かい時期に施工したいので予約したいと、伝え、時期が来るのを待ちましょう。

ただ考えていることがみんなほぼ一緒ですので、

予約時期は多少ずれ込み可能性は織り込む必要あり。

 

 

みんながみんな暖かい時期になったらと考えていたら、

職人は冬過ごせません。

私たちは、冬も仕事していますので、

あまり深く考えない方は、今の時期施工でもよろしいのでは!?

心配症の方は、暖かい時期で検討しましょう(#^^#)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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    小林 雅樹(こばやし まさき)1級塗装技能士・職業訓練指導員(塗装科)取得 昭和58年10月7日生まれ 栃木県市貝町生まれ 栃木県真岡育ち 真岡工業高校(建築科)へ入学するも、中退 職を転々とするが20代半ば偶然、知り合いの塗装店の代表と会い 塗装をはじめるきっかけとなりました 現場で、同じ塗装でもさらに高度な補修・リペア技術を目の前にして素晴らしい技術の魅力にひかれました。 多くの方に、低コストで行える補修を広く知ってもらいたいと考えています。

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