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キッチンパネル/ビス穴補修(鏡面)

付けるはずだった部材が、やはりつかなくなった!!

つける場所を間違えた!

などなど、

リフォーム中、やってしまった!!ということがあります。

 

キッチンパネルを、はりかえられればいいのですが、

キッチンが固定されてしまった!や

キッチンパネルを張っている時間がない

などなど

色々な問題が起きる場合があります。

 

そんな事例のご紹介

ビス穴

コーキングで塞いでくれました。

 

施工の

手順としては、

①養生

②ビス穴コーキングを取る

③パテ

④調色塗装

⑤クリア

⑥完了

 

掘り下げて一つ一つご説明

 

①養生

飛散したり余計な傷を増やさないために保護する役割

紙マスカーやマスカー(ビニール)やマスキングテープなどを

使って、保護します

550マスカ 

ビニールタイプの方が安価

55cmで約25m長さがあります。

②ビス穴コーキングを取る

コーキングの上からパテは基本NGですので、

既存に打ってあるコーキングを取り除きます。

細かい作業になるので、余計な部分を傷つけたりしないように

気を付けます。

 

③パテ

 

ビス穴が空いたところに、パテ(粘土)みたいなものをします。

パテの種類は、ポリパテやエポパテなど

NEOXポリパテ180 仕上げ用1KG

硬化不良もなく、硬化も早い、研磨もしやすい。

私が今使っているポリパテお勧めです

エポキシパテ金属用 

5分くらいでかなり固まり硬化が早い。

水がかかる場所でも、平気

浴槽や水回りは

水中用もあります。

エポキシパテ水中用

ポリパテは、2液タイプで、研磨しやすく、平らにしやすい

エポパテは、2液タイプで、硬度が高く、研磨しにくいが強度がある

2液タイプとは、主剤と硬化剤が別々になっていて、

化学反応によって、硬化するタイプ

平らになっていないと、塗装したのち、目立ってしまう。

平らにするのも、根気と技術が必要

 

④調色塗装

パテで平らにしたのちに、周りの色になじませて、

同化させる。

白っぽい場合は、多少の色がずれた場合、分かりやすいので、

限りなく色を近ずける必要がある。

こちらもまた、根気と技術が必要

ビス穴の場合、エアブラシで、ぼかしたり、筆でぼかす

場合がある

 

⑤クリア

鏡面のクリア

必要最低限施工

つやありの上のグレードが鏡面になり、

塗布後バフ掛けや研磨も可能

 

部分的に手バフでツヤをなじませる

⑥完了

完了後

 

 

なかなか繊細な仕事

 

 

ビス穴だけでも半日~くらいはかかって、気も使う仕事になります

 

施工金額目安は¥3万円前後~

 

特殊な部類になります。

 

部分的な鏡面のため、若干ミスト跡が出てしまう場合もあります。

 

全体的鏡面クリアは、キッチンで熱を使う場所ですので、

できれば避けたい。

 

 

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 

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    小林 雅樹(こばやし まさき)1級塗装技能士・職業訓練指導員(塗装科)取得 昭和58年10月7日生まれ 栃木県市貝町生まれ 栃木県真岡育ち 真岡工業高校(建築科)へ入学するも、中退 職を転々とするが20代半ば偶然、知り合いの塗装店の代表と会い 塗装をはじめるきっかけとなりました 現場で、同じ塗装でもさらに高度な補修・リペア技術を目の前にして素晴らしい技術の魅力にひかれました。 多くの方に、低コストで行える補修を広く知ってもらいたいと考えています。

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