リペア・ブログページ
11.262020
キッチンパネル/ビス穴補修(鏡面)
付けるはずだった部材が、やはりつかなくなった!!
つける場所を間違えた!
などなど、
リフォーム中、やってしまった!!ということがあります。
キッチンパネルを、はりかえられればいいのですが、
キッチンが固定されてしまった!や
キッチンパネルを張っている時間がない
などなど
色々な問題が起きる場合があります。
そんな事例のご紹介
ビス穴
コーキングで塞いでくれました。
施工の
手順としては、
①養生
②ビス穴コーキングを取る
③パテ
④調色塗装
⑤クリア
⑥完了
掘り下げて一つ一つご説明
①養生
飛散したり余計な傷を増やさないために保護する役割
紙マスカーやマスカー(ビニール)やマスキングテープなどを
使って、保護します
ビニールタイプの方が安価
55cmで約25m長さがあります。
②ビス穴コーキングを取る
コーキングの上からパテは基本NGですので、
既存に打ってあるコーキングを取り除きます。
細かい作業になるので、余計な部分を傷つけたりしないように
気を付けます。
③パテ
ビス穴が空いたところに、パテ(粘土)みたいなものをします。
パテの種類は、ポリパテやエポパテなど
硬化不良もなく、硬化も早い、研磨もしやすい。
私が今使っているポリパテお勧めです
5分くらいでかなり固まり硬化が早い。
水がかかる場所でも、平気
浴槽や水回りは
水中用もあります。
ポリパテは、2液タイプで、研磨しやすく、平らにしやすい
エポパテは、2液タイプで、硬度が高く、研磨しにくいが強度がある
2液タイプとは、主剤と硬化剤が別々になっていて、
化学反応によって、硬化するタイプ
平らになっていないと、塗装したのち、目立ってしまう。
平らにするのも、根気と技術が必要
④調色塗装
パテで平らにしたのちに、周りの色になじませて、
同化させる。
白っぽい場合は、多少の色がずれた場合、分かりやすいので、
限りなく色を近ずける必要がある。
こちらもまた、根気と技術が必要
ビス穴の場合、エアブラシで、ぼかしたり、筆でぼかす
場合がある
⑤クリア
鏡面のクリア
必要最低限施工
つやありの上のグレードが鏡面になり、
塗布後バフ掛けや研磨も可能
部分的に手バフでツヤをなじませる
⑥完了
完了後
なかなか繊細な仕事
ビス穴だけでも半日~くらいはかかって、気も使う仕事になります
施工金額目安は¥3万円前後~
特殊な部類になります。
部分的な鏡面のため、若干ミスト跡が出てしまう場合もあります。
全体的鏡面クリアは、キッチンで熱を使う場所ですので、
できれば避けたい。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
お問合せはこちらからどうぞ
あわせて読みたい記事
最新記事 by こばやし まさき (全て見る)
- 本日の現場 - 4月 16, 2024
- 風で飛んだ屋根材&本日現場屋根タスペーサー - 4月 15, 2024
- フローリング凹み補修 - 4月 12, 2024