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建具ドア(建材)の穴・傷・へこみ補修事例を分かりやすく解説

建具ドア(建材)のへこみ

 

生活をしている中で、ドアに何かぶつけてしまったり、間違いでけったり・当たったりして穴が簡単に開いてしまった経験が、

ある方も少なくないかと思います。

ドアを一枚交換すると、高額な料金になる場合もあり、穴が開いてしまったところだけ直したい!!

そう思う方も多いのではないでしょうか?

リフォーム店にご相談すると、交換しましょうと簡単に言われてしまう場合も多々あります。

そんな少し特殊な修理の手順を見ていきましょう

そんな建材ドアの穴のリペア補修事例のご紹介になります

下地を処理と養生作業

下地処理!からご説明いたします。

穴が開いてしまっている部分を、気を付けて破片を取り除き、バリが出ている場合は彫刻刀やカッターなどで取り除いていきます。

破片が使える場合は、再利用いたしますので、丁寧に扱っていきます。

こうして下地を整えていくことを下地処理といいます

この時、細かい破片のくずや汚れがでてきますので、養生作業をいたします。

養生作業とは

簡単にご説明いたしますと、ビニールやテープなどでマスキングして、周りを汚さないように保護することです。

いきなりパテをやったり穴を埋めたりするのではなく、必ず下地処理や養生作業という作業工程は見えなくなりますが必要となってきます。

見えないところに、労力がかかってくるのですね。

穴を埋めて平らにする(面だし)

穴を埋める

穴を埋める作業!!

今の建材ドアは、フラッシュドアと呼ばれるもので

フラッシュドア

コスト削減と、重さの問題から

ドアの中の構造が空洞となっているため、ぶつけた場所の位置によって、すこしの衝撃で穴が空いてしまうことがあります。

下地材の桟と桟の間が空洞となっているので、外から見てもわかりませんが中の仕組みは工夫されていることが分かります。

中の空洞のところに穴が空いてしまうことがほとんどとなるため、

穴をパテ埋めする前に、さらにべニア板などで、下地を作るという工程があります。

穴が空いているところにパテを盛っても、下地がないとこの空洞のところに、パテがどんどん入って行ってしまうので

下地を作る必要があります。

ドア下地

接着剤や専用ボンドで 穴の開いたわずかなスペースから下地を作り固定します。

そしてパテ作業に入ります。

パテにも種類・メーカーがいろいろあり、経験で試しに使ってみたり、補修仲間などから話を聞いたりして最終的には、

作業スタッフの経験と判断から使うパテを選別します。

下地を作るパテは、ポリパテと呼ばれるパテ材になります。

研ぎやすく、強度もあることからポリパテが使われます。ポリパテは主剤と硬化剤の2液性となります。

ポリパテとは、主剤(チューブ)に少量の硬化剤(黒いヤツ)を混ぜ合わせ、化学反応で硬化させる『ペースト状』のパテ。 主な使い方は『大まかに盛り付け、硬化後にナイフ等で成型し仕上げる』や『肉抜き穴の充填』、『パーツの裏打ち』など。2017/05/22参照

ただし硬化不良も起きやすいという弱点もあります。

メーカーによっても違うため硬化不良が起きにくい、確実な硬化そして乾燥が早いものが重宝されます。

ドアの穴

ドアの穴下地補修

パテを使って、手で触ってもわからないくらい、平らにする作業を業界用語で面だしと呼ばれています

周りの色と合わせる(調色)木目を書いていく

周りの色と合わせる:調色作業

こちらは、一番技術がいる作業となっています。

塗装・補修業界でも、ぴったり同じ色に限られた時間でするのは、とても難しいとされる技術の一つです。

何度も何度も色を足して(引くことはできない!!)慎重かつスピーディーに色を近ずけていきます。

過去色つくりのプロ、調色やという塗料調合店のHPを拝見したところ、

毎日調合しているプロ中のプロでも、色を合わせる時8回以上は作っては色を足す作業をしているとのことでした。

塗って乾かし色を見て、何の色が足りないかまた色が強すぎるか判断して、色を足してまた塗って乾かしての繰り返しで、ほぼ違和感ないくらい色を近く作ります。

塗っている時と、乾いた色は全然違ってきます。(これを色がのぼるといいます)

だから難しい!!

1級塗装技能士の技能試験でも調色作業はでてきました。

みんな色がバラバラ、終わってみて比べてみると、濃かったり薄かったり、黄色や赤が強かったりと見本の指定色と近からず遠からず、みな色が違いました。余談

ドア補修

ツヤを合わせ前

ツヤを合わせる

ドア補修

ツヤ合わせ中

ツヤを合わせる

ツヤを合わせる特殊スプレー

色や木目を合わせ最後にやる工程がツヤ合わせになります。

補修か所が、少し周りより光が反射してツヤがでて、目立つ場合がありますので、まわりとツヤを合わせる必要があります。

 

補修作業には 平らにする(面だし)色を合わせる(調色)ツヤを合わせるこの3つの作業で、行われています。

ツヤは全つや消し、3分つや消し、5分つや消し、7分つや消し、つやあり、鏡面つやあり

などがあります。

塗装業界では、

つや消し、3分ツヤ(7分つや消し、)5分ツヤ(5分つや消し)7分ツヤ(3分つや消し)つやアリとなり、表現が逆でややこしいです。

新築の建材は主につや消しが主流であえてつやがなく、落ち着いた雰囲気と、モダンさを追求している場合が多いように感じます。

建築塗装の家屋の塗装工事では、基本つやアリになります。余談ですが・・

つやで耐久性が変わってきます。

ツヤを消すと、劣化が進むともいわれています。

ドア穴補修リペア

最後に

ドア穴の補修作業ともなれば、

技術が必要となってきます。

穴の大きさや傷によって数時間から一日かかってしまうこともあります。

大きい補修になれば、より色も似せる必要があります。

より平らにしなければいけません。

あまり大きい穴が空いてしまった場合は、似たがらの、カッティングシートを張る提案が良い場合もあります。

リアテックやダイノックシートなど、多彩な柄と種類があります。

アパートや貸家・マンションなどのドア穴が空いてしまった場合は、

管理不動産会社とよくご相談して、自分で業者さんを探したほうがいいのか?不動産屋にそのままお願いしたらいいのか?

選択することになりそうです。

シールなどで穴を隠す場合、違う場所まで痛める場合がありますのでご注意ください

こちらもどうぞご覧ください

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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小林 雅樹(こばやし まさき)1級塗装技能士・職業訓練指導員(塗装科)取得 昭和58年10月7日生まれ 栃木県市貝町生まれ 栃木県真岡育ち 真岡工業高校(建築科)へ入学するも、中退 職を転々とするが20代半ば偶然、知り合いの塗装店の代表と会い 塗装をはじめるきっかけとなりました 現場で、同じ塗装でもさらに高度な補修・リペア技術を目の前にして素晴らしい技術の魅力にひかれました。 多くの方に、低コストで行える補修を広く知ってもらいたいと考えています。
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