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6.292019
ペット傷・フローリングおしっこしみ-補修事例
『ワンちゃんやねこちゃんなど、自分の家族同然でともに暮らしている!!』そんな方にぜひ読んでいただきたい記事になっています。
まるで自分たちの子供のように、可愛がっている姿を目にする機会も増えました。
子供も時にはいたずらをするように、愛犬・愛猫ちゃんたちも同じようにいたずらをしてしまう場合があります。
どうやって修理・補修・修理していくのかご紹介したいと思います。
ペットのひっかき傷
あぁ~やめて!!
といってもやめてくれたら苦労しません(( ´∀` ))
ひっかき傷も愛嬌!!
あいきょう!?
無垢の柱や木枠の場合
無垢とは、天然の木です。簡単にお伝えしますと・・
フローリングなどは、複合(複層)フローリングなどが多いです。べニアに突板と呼ばれる薄い木材を張り合わせているもの!
無垢材のほうが、余談ですが金額が高いです。
柱をまるまる交換できれば、苦労はしませんが、現実そんなわけにはいきません。
傷の程度が浅い場合は、ペーパーや、ランダムサンダーと呼ばれる機材で平らに削れば、傷はなくなります。
傷が深かったり・損傷が激しい場合は、ポリパテと呼ばれるパテで、平らに形成する必要があります。
平らにして着色するやり方と、平らにして、天然木の突板と呼ばれるシートを張ってよりリアルにする方法があります。
柱や木枠を、ペットの猫ちゃんたちに、ひっかき傷をつけられても直すことはできます。
毎日生活するスペースで、もので隠せれれば気にはならないはず、ですが柱や木枠は
なかなか隠すことはできないので、何とかしたいと思ったこともあるかと思います。
無垢材でも直すことをあきらめないで!!被害の大きさや、木の種類にもよりますがおおよそ2-5万くらい見ていれば修理は可能かと思われます。
もちろん建材シートがはってあるタイプの柱や・木枠も、近くまで行かないと分からない程度に補修することが可能です。
今の建材は、傷や熱に強いそして思ったより、リーズナブルなものが、多く流通してきました。何回ひっかかれても、直せばいいのさ(^^♪っておい
そして余談ですが、ペット用のクロスがサンゲツから登場しています。
サンゲツ壁紙 スーパー耐久性(ペット対応)
CC-RE2948
特殊配合により表面を強化していますので、犬や猫などの爪による傷にも効果があります。
(※一般的なビニルクロスより引っ掻き強度が優れていますが、ペットの引っ掻きによる破損が無いことを保証するものではありません。)
耐衝撃性に対して、一般ビニル壁紙の約3倍の強さがあります。
表面のエバール®フィルム加工で汚れが落ちやすく、いつも清潔な環境がキープできます。
サンゲツ壁紙 リザーブ
《 1m単位で注文可能!のり付き 1m 500円(税抜) ・ のりなし 1m 330円(税抜) 》
ペットのかじった傷
補修材は、基本 油性系(溶剤系)のラッカー塗料を使用いたします。
かじった場所を修理・補修リペアをして、また舐めたりかじったりする、などあった場合あまり体には良いものではありませんので、
注意が必要となってきます。
どうしても、さらには匂いがする工事となるため、お鼻がいいワンチャンなどには少々酷かもしれません。
匂いが気になる場合は、十分に換気をする必要があります。
数時間から数日匂いが家の中にこもる場合があります
※個人差があります。
乾燥が一番早く補修に適している塗料はラッカー系です。
塗料の種類をご紹介します。
アクリル
ラッカー◎
ウレタン
シリコン
ハイブリッド塗料
フッ素塗料
無機・有機ハイブリッッド塗料などがあります。
デメリット項目として
・乾燥が遅い
・塗料が高価
・指紋がつく
・塗った後にぺたぺたする
などなど、
いい塗料がすべてじゃないということです。
適材適所♪
話が戻りまして、かじった傷の度合いで、
下地処理の時間が大きく変わってきます。
数時間から2日くらいかけて行う場合もあるかもしれません。
金額は15,000円~見積になりそうです。
かじった傷は、
下地処理→パテ処理→調色→木目を書く→ツヤ合わせなどが、基本的な工程になります。
ペットのおしっこのしみ
ペットのしみは、
下地処理(場面で最初パテ)→パテ処理→調色→木目を書く→ツヤ合わせ
筆やスプレーガン・エアブラシなどを使って、何度も色をのせて書く場合もあります。
下地材の合板まで、水分が含んでいる場合は、ピースごとの張替えまたは、部屋全体的に張替えとなる場合もあります。
賃貸のアパートなどに多いのが、観葉植物の置いた丸いしみや、洗面台・洗濯機まわりのしみなども、補修が多いです。
シミとは違って、ついでタイヤなどを室内に置いて、日焼けなどで色が変わってしまったなど案件も、ペットのシミの依頼内容が似ている事例もあります
調色作業の技術が求められます。
じゅうたんなどで、一時的には隠してごまかせますが、
なるべく早く対応処理した方が、あとあと全部張り替えなければいけないといったことにも、ならないためにも傷口が浅いときに対応したいものですね
最後に
いかがだったでしょうか?
愛ペットと一緒に住まわれている方には、他人事とは思えない事例だったではないでしょうか?
最近はペット可能な賃貸のアパートやマンションも増え、退去するときどうしたらいいのかわからないなど、不安をご相談される方も増えてきたように思えます。
楽しい思い出も、ペットのいたずらも、すべて含めて、楽しいひと時にできることが一番かなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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