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7.262019
自分で床鳴り修理する!簡単な方法とは
床鳴りって!?
床を歩いた時、ミシミシ・ギシギシ音がするアレ!!
実家のおばあちゃん家、行ったときに歩いていたらなんか変な音がするあれ!
修理業者さんにお願いすると、数万円がかかってきます。
ちゃんと直したい方は、修理業者へどうぞ!♪
自分で直したい方は、最後までお付き合いください!
目次
床鳴りする原因って!?
まず、なんで変な音が鳴ってしまうのか!?
そこから、考えていきたいと思います。
色々原因はありますが、
可能性が高い順に、書いていきます。
①さねと呼ばれる部分が、こすれて音が鳴る さね鳴り
雄のサネと雌のサネから1枚のフローリング材となっています。
フローリングを固定するのは、フロア釘と呼ばれるスクリューになっている釘を約45度の角度からかなずち(げんのう)でたたきます(打ち込む)。
最後に、かなずちでたたいてしまうと、床材がキズや凹んでしまいますので、ポンチと呼ばれる道具を使って奥までたたいていきます。
ポンチ釘締め(名前は面白いけど使えるやつです)
両使いできるので、はじめてのかたでも使いやすいのでお勧めです。
ダイドーハント (DAIDOHANT) (釘) ステンレス パネル スクリュー釘 400g (胴部径d) 16 1.7 x (長さL) 25mm (約808本入) 46968
こういう頭が小さいものが、打ち込んだ際目立ちにくいのでおすすめ
スクリューになっているのは、地震や経年劣化で釘が抜けにくくするため、普通の釘は、ツルツルにたいし、フロア釘は、スクリュー状になっています。
頭のたたく部分も、通常の釘より小さくなっていて、フロア用に設計されています。
機械(フロアタッカー)などで固定する場合は、ボンドや接着剤と組み合わせて固定していきます。
ホチキスの針を太く大きくしたイメージです。スクリューになっていないので、ボンド共しようすると、ほぼ完全に固定されますので床鳴りがしずらいです。
無垢材などの天然の木は反っている場合がありますので、細いビスで固定するときもあります。
フロア材の加工(製造メーカー・製造工場・製造時期・材質)によっても、実は床鳴りしやすいものもあります。
作る側の一部の人にしかわからないので、私たち消費者では、正直どうすることもできません。
雄と雌の組み合わさっている部分に、人の重みの圧力がかけられると、こすれて音がする現象がサネ鳴りと呼ばれています。
木も呼吸をしていきているので、反ったりねじれたり、膨張したり、縮んだりも環境や時期によって変わっていくことも、サネ鳴りの原因となります
結果サネ鳴りが原因と考えられる場合の、応急処置として
人が歩いて音が鳴る場所を、特定し
を使って下記画像の赤い線のようなフローリングの溝の部分を軽く2~3回くらいスプレーしてあげてください
タオルやウエスなどで余計な部分についた液体はすぐにふき取ってください。
即効性はありますので、しばらくは嫌な音も、この方法でなくなってくれる!!ハズ
※スプレーのストローなものをつけてなるべく溝部分にのみスプレーしてください。これは絶対!余計な部分噴射しないようにしてください
スプレーによって変色や、不具合が生じたことは今までありませんが、
目立たない場所で、一度試しぶきしてから施工することをお勧めします。
②フローリングなどの床材と下地材の間に何らかの原因で隙間が空いたことから音が鳴るパターン
⑴新築当初やリフォームして張り直したばかりの場合
フローリングと、下地の合板の間に、きれいに掃除したつもりでも、ごみが入ってしまうときがあります。
ごみなどの、混入物がいたずらして、 床材と下地合板材にわずかな空間を作り、人が歩いた時にこすれて音がする場合もあります。
つまりフローリングの下部分(見えない部分)にゴミや、何らかの原因で少しの空間ができて、歩くと音がしてしまう
対応として
まだフローリングを張って1年以内くらいでしたら、施工会社さんにご相談してみてください。
知らない分からないとは言わないはず!?
保証まではできないにしても、責任をもって対応してくれるはずです。誠意をもってお電話してください。
検討を祈ります♪
自分でどうにかしなければいけない場合は、
原因となる部分が見えませんので、非常に困難です。
「音さえなくなれば見た目気にしないよって!!」強者の方は
脳天(フローリングの上)から、ビスを打ってください。
ダイドーハント (DAIDOHANT) 万能 パワービス (呼び径d) 3.8 x (長さL1) 25mm (ラッパ / 全ネジ ) [鉄/クロメート] (270本入) 10176923
細めのビスがいいです。スリムビスに限らず細めのビスで長さ25-35㎜くらいのものがいいと思います。
太めのビスですと、フローリング自体割れてきたり、ビスの跡が大きくなり目立ちやすくなります。
箱買いでは、そんなに使わないので数十本単位で市販されていますので、小売りされているものを選ぶのがいいでしょう
ビスを打つには、電動ドライバーがあればベストですが、ない場合は、
少し労力使いますが、プラスドライバーでもビスを打つことはできるかと思います。
回す力と根気が必要・・・です。
下穴(したあな)をさきがとがっているキリであけて、ビスを打ち込んでください。
下穴をあける場合は、ビスより一回り小さめな穴をあけてください。
ビスより大きく穴をあけると、うまく固定できません。
これでしたらほぼ95%床鳴りは収まるはずです(私の経験から)
そのあとで床を補修するという方法になります。
こちらもご参考に
ビス穴を補修店に依頼する場合は、¥1.2万~2.0万(この辺りが相場)くらいの間で、きれいに直してくれます。
⑵少量の水漏れにて、下地合板に影響している場合。
水漏れによって、下地合板材が変形したり、持ち上がってしまい、床材との空間を作ってしまい床鳴りしてしまうなども考えられます。
この場合の水漏れなどは、シロアリ発生リスクがとても高まり、早急な対応が必要です。
床がぶかぶかしていたり、羽があるありなど見かけた場合は要注意です。
早急な対応が必要不可欠。
自分での対応は困難、信頼のおける業者さんに依頼しましょう。
床鳴りのほかに、ドアが閉まらなくなったもチェックしてください。
私事ですが、床鳴りではなかったですが、浴室の入口のドアが閉まらなくなったことがありました。
どうやら床が少し持ち上がっているような感じでした。
知り合いの大工さんに見てもらったところ、洗面所の水漏れによる原因ということが分かりました。
早急な対応が、被害を最小限にするので、心当たりある方は、早めに見てもらった方がよろしいです。
③フローリング材を固定している釘が、ゆるんだパターン
経年劣化や地震などで、固定しているフロア釘のゆがみの原因で床鳴りをしている。
ひとが歩くと微妙にフロア材も動きます。これらを毎日繰り返していると、固定している釘のまわりの床材が少なからず痛みます。
その結果よく歩く場所・階段下の床などは傷みやすいのもあることでしょう。
見た目にはわからないけれど、床材の隠れた部分が経年劣化をしてきます。
地震では、床材が上下左右ふられるので、そのことで、固定しているフロア釘が弱くなって、(業界用語で釘が効いていないという)
床鳴りがするようになった。といった事例もあります。
対応として、困難な場合が多いので、信頼できる業者さんに調査依頼いたしましょう。
床鳴り自分で修理するその①
準備するもの
厚みがうすい場合はこちら
なかなか厚みのあるフローリング材の場合は
・隠し釘(ホームセンターや100円ショップなどでも売られています)※長さがありますので、フロア材の厚みより長め
かなずち(げんのう)小型なもの
女性にも扱いやすく、軽い」のがうれしい
フローリングと直角に、隠し釘を、おとが鳴っている部分を見極めて
打ってあげます。
コツとして力を入れすぎないこと
かなずちを垂直に、たたいてあげる
かなずちの打つ角度が悪いと、隠し釘の頭の部分が折れたり、釘が曲がったりするので注意ください。
間違った場合は、ペンチなどで床材を傷つけないように引き抜いてください。
頭はかるくたたいてあげるだけで簡単に取れてしまいます。
※自分の指打たないよう気をつけましょう
隠し釘の傷跡は、目立ちずらいのでお勧めのやり方です。
穴を開けたり、注射器からの補修材を注入することもないので、
かたずちを初めて使った方以外でしたら、思ったより簡単に打ち込めるかと思います。
はじめての方は、少し違う材料に打つ練習を何度かすると、容量をつかめるので、まず何度か試しに練習してから、
床材に隠し釘を打つとよろしいかと思います
床鳴り自分で直し方その②
準備するもの
ハウスボックス 床鳴り止まるんです(実鳴り用60ml)
代用に
床材の溝部分(音が鳴る周辺)に注入して、ふき取るだけ!!
実に簡単です。
しかーし、天然の木の床材(無垢材)には、使用不可!
シミ・変色恐れありのためご注意ください
無垢材の床鳴りでは、
お勧めしませんがフローリングとフローリングの間の溝にカッターをなんどもいれてサネをとってしまうという方法もあります。
見た目は全然変わりません!
強度さほど変わりません。 5-10センチ程度でしたら、問題はありませんので心配なさらずにしてください
※ただカッターで余計な場所を傷つけてしまうおそれがあるので、
やる場合は自己責任でお願いいたします。
最後に
いかがだったでしょうか?
どうしても気になって仕方ないという方は、
ご参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
家の中のメンテナンスという部分で、
アメリカを一例としてみれば、基本自分でできることは、
業者に任せず自分でDIYをすることが当たり前ということ
近い将来、自分で壁にペンキを塗ったり、大工さんのようなものを作ったり、
修理したりそれが、当たり前になるような時代がくるのも、そう遠くはないかもしれません。
節約にもつながりますし、なにより自分の家に愛着がわきます。
自分で塗ったり作ったり、修理するそして、自分でどうしてもできなければ、近所の方や、
友人を招き、手伝ってもらう。
ひと昔では、当たり前だった「助け合いの絆のようなもの!?」も
よりいっそうよくなるのではないでしょうか!?
例えば、道で転んでいるおばあちゃんを見て、自分たちの子供が、自分には関係ないと
言わんばかりに知らない顔をして、通り過ぎて行ってしまったらどうでしょう?
とても寂しいですよね!?
家の中のできることを通して、家族のコミュニケーションにもなれば、とても素晴らしいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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