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10.12019
テーブル修理の工程について わかりやすく解説
テーブルにできたしみや、傷などを修理して、長く使っていきたい方に読んでいただきたい記事になっています。
|テーブルしみ修理工程
長年、愛用されていきますと、コップの輪しみや、鍋などの熱いものを置いてしまい、
テーブルの一部が曇ったようになってしまうことがあります。
今回は、全体的に傷やシミがありましたので、
クリヤー層を全部落としてから再塗装をするという方法にしました。
はくり剤は、スケルトン金属ハケ用4KG 約4,000円
を使用しました。
ハケで塗布していきます。
ハケは、100円ショップにも売られているもので結構です。使い捨てになります。
色々なメーカーがありますが、剝離具合と値段とバランスが良くこちらを使わさていただきました。
白っぽく見えるのが、クリヤー層が浮き出てきてはがれだしたところです。
ヘラなどを使ってはがれた塗装を、落としていきます。
一度に全部塗装がはがせないので、数回に分けて、
はくり剤→ヘラではがす→はくり剤→へらではがすx何度か繰り返しクリヤー層を取り除く
最後に、はくり剤をきれいにウエスやぞうきんなどで、水やシンナーを使ってきれいにするといった
作業の流れになります。
最初にあったつやが、なくなりこれはこれで、好きな感じです。
しかしこの状態ですと、傷みやすいので、もう一度クリヤーを再塗装された方が長持ちします。
この状態(クリヤーはくり後)ですと、オイルステインや着色剤などの木目を生かす塗装、
ができますので色を変えたいときには、この状態から塗装されると良いでしょう!
最後にクリヤー塗装を、何度も何度も、重ねて強度を増しました。(通常は2回くらい塗り)
使った塗料は、和信のカウンター用2液クリヤー4,4KG 約10,000円弱
水性塗料なので、一般的に取り扱いしやすいです。
匂いも家の中で、塗装するときは水性がおすすめです。
1液タイプもありますが、毎日使う強度が必要な場所には、2液硬化剤+主剤タイプを選んだ方がいいです。
|まとめると
①はくり剤を塗布する前に、養生(ビニールを張って汚れないようにすること)
②はくり剤を塗布→へらで浮いてきた塗料を、落とすx繰り返す
③クリヤー塗料をはくり終わったら、きれいに水やシンナーで落とす(脱脂)
④希望色があれば、オイルステインや着色剤で塗装
⑤クリヤー塗装最低2回以上(1時間あれば、2回目塗装出来るくらい乾くのが早い)
※毎日使う場所は、ある程度いい塗料で専門塗料推奨:テーブル用は和信のカウンター用2液クリヤー4.4KGがおすすめ
業者にお願いするとテーブル修理費は約¥20,000円~は見ておいた方がよろしいのではないでしょうか
はくり剤は劇薬なので、手についてしまった場合は、すぐ手を洗うことが必要です。しっかり、手袋や養生をしましょう
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