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クロス壁へこみ・分かりやすい補修のやり方を解説

クロス壁補修

ボードに余っているクロスを張って、へこみの直し方を解説していこうと思います

まず、クロスのへこみを直すために使うものをご説明します。

 

ヘラ(パテを平らにするときに使う)

井上工具 ジラコヘラ 白 20mm

定規又はパテヘラ

オルファ(OLFA) 小型カッターA+ 215B

・カッター(細いスリム系がおすすめ) 

・マスキングテープ1個

マスキングテープ

 

アルミラッカーパテ(染めQのアルミスポットパテ240g)こちらはへこみが軽度の場合、薄付け用

※乾燥が早い・500円玉の厚みくらいまで目安  厚付けすると、硬化しない・不具合になる

 

 

・かべパテセメダイン(へこみが深い場合)

セメダイン 室内壁補修用 かべパテ 業務用 1kg ポリ缶 HC-158

※パテは、色々市販されていますので、石膏ボードに対応している物でしたらオーケーです

・クロスのり(家庭にある封筒を張るのりや、スティックのりを代用可)

・クロスジョイントローラー(無ければ乾電池・ビンなどで圧着)

クロス職人 ローラー 壁紙施工道具

用意するものは以上です。

 

 

早速、順番に解説していこうと思います。

 

クロスへこみ

へこみを再現しました

 

 

へこみより一回り大きくヘラとカッターで四角く切り取ります。 カッターは細めの方がクロスのつなぎ目が目立ちにくいです

 

 

切り取り後、 慎重にはがしましょう

剥しすぎると、グレーの紙が出てきます、

そのグレーもパテ処理必要になりますので、

やさしく薄皮1枚剥すイメージでクロスをはがすといいかも

 

 

マスキングは、クロスにパテがつかないようするためです

速乾のアルミパテというものを使用しました。 他色々パテあります。 アルミパテは薄付け用

 

へこみが500円玉の厚みよりあれば、

セメダインの壁パテや、石膏ボードパテを使いましょう

 

木工ボンドでも代用可

 

家庭用の、のりや、スティックのりでも代用可

クロス壁補修

ボンドを薄くのばします

 

今回は、木工用ボンド仕様

クロス壁補修

先ほどの切り取ったクロスを元の場所へ

 

上下・向きに注意

クロス壁補修

ローラーを使います。 ホームセンターで市販されています

 

ビンや乾電池などで代用可

クロス壁補修

つなぎ目を合わせていきながら、程いい力加減で

クロス壁補修

コロコロと( ^ω^)・・・

 

 

クロス壁補修

クロス壁補修後

 

こんな感じで分からなくなります♪

クロス壁補修

クロスを全部張り替えるより低コスト

 

 

ありえそうな傷!?へこみバージョンを再現しました。

クロス穴

傷・へこみを再現しました

 

 

ヘラとカッターで一回り大きめにカット

 

 

クロス穴

バールで再現!!バールが錆びていたためクロスに錆色がついてしまいました

 

 

クロス穴

へこみより穴に近いので今回はファイバーテープを使いました

 

クロス穴

ファイバーテープを小さくカット

 

ファイバーテープを張ることによって強度アップ

後々不具合を起こさせないため

 

今回はマスキング無し、アルミパテ打ち

 

余計な部分を汚さない

 

クロス穴

すぐ乾くので施工が早い。

 

速乾です♪

クロス穴

木工ボンドで代用

クロス穴

一度向きが間違えましたが、向きを合わせてペタリ

 

 

そしてコロコロ・・・ローラーほどいい力加減で 強い力をかけるとへこみます(つぶれます)

 

 

クロス穴

ローラーかけ後、、さび色が目立ちます

 

 

クロス穴

皮用の補修パテ(アドベース)

深いキズ補修用クリーム(ベース)【COLUMBUS】コロンブス アドベース(日本製)靴やバッグの深いキズを補修します

 

クロス穴

アドベースで、つぶれた柄と色を近ずけます。 色がある場合は、アドカラーで

 

 

クロス穴

筆で凸部分を再現

 

 

クロス穴

クロス穴・補修後

 

大きな傷・へこみでなければ、分からなくなってしまいます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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    小林 雅樹(こばやし まさき)1級塗装技能士・職業訓練指導員(塗装科)取得 昭和58年10月7日生まれ 栃木県市貝町生まれ 栃木県真岡育ち 真岡工業高校(建築科)へ入学するも、中退 職を転々とするが20代半ば偶然、知り合いの塗装店の代表と会い 塗装をはじめるきっかけとなりました 現場で、同じ塗装でもさらに高度な補修・リペア技術を目の前にして素晴らしい技術の魅力にひかれました。 多くの方に、低コストで行える補修を広く知ってもらいたいと考えています。

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