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10.222019
雨漏り天井/補修事例
雨漏りによって、廊下の天井が落ちてしまった時の補修事例です。
雨漏りは、これっていう場所を特定し発見するのが難しいとされています。
こちらのブログを最後まで読んでいただけると、対策や、チェックポイントが分かります
雨漏りの原因から考えていきたいと思います。
目次
|雨漏りの原因!?
屋上(陸屋根りくやね・ろくやね)の防水面の劣化と、排水溝のつまり
目視で確認できる場合と、そうでない場合がありますので、屋上からの雨漏りは判断が難しいのです。
雨漏りしている天井の上からが原因かといえば、そうとも限らないのが、難しさの原因の一つです。
どこからか、巻き込んで侵入したり、伝わって雨漏りしたり、様々な要因で雨漏りが起きることがあります。
大方の雨漏りは、防水面のつなぎ目から雨漏れする場合、防水面の表面の傷や劣化から雨漏れする場合と、排水溝から
雨漏れする場合などが、主な原因になります。
今回は、排水溝が詰まっていて、排水溝周りからの、雨漏りが原因ということで、建てた業者さんが対応いたしました。
まずは、建てたところに相談!
新築住宅は引き渡しから10年は、施工建築会社が、保証しなければいけないと法律に定められています。
住宅の品質確保の促進等に関する法律
屋根や、外壁・主要構造物などが含まれます。
外壁のシールの劣化(コーキングの劣化)やひび割れなど
外壁材の多くが窯業系のサイディングと言われています。
リフォーム産業新聞社調べ
窯業系サイディングとは、セメント系+繊維質でできている外壁材
窯業系サイディングは必ずと言っていいほど、コーキング材が使われている。
コーキング材とは、触るとゴムみたいな目地の部分を言います。
窓回り・縦の目地などに使われています。
色は、外壁に合わせて、目立たないような色が使われています。
地震が起きた時に、その揺れの動きに耐えられるようにするため、つなぎ目にコーキング材が使われている。
このコーキング材が切れたりひび割れたりすると、外壁から内部に水が浸入する場合があります。
通常、防水シートが、貼られていますが、外壁に固定されている釘や金物を伝って中に入ってしまうこともあります。
防水シート頼りのみですと、いざ雨漏りして内部に雨が入ってきてしまうと、補修料金も高額になってくる場合があります。
建物は、自分の体と似ている部分があり、未然に防ぐことが大切です。
外壁の割れ
コーキングの割れ
など、約10年に一度塗装工事の際に、コーキングや外壁の割れなど補修してメンテナンスをしましょう。
外壁や屋根が原因で雨漏りが発生することがありますので、10年に一度は、点検やメンテナンスは欠かせません。
トタン屋根・スレート屋根に多い雨漏り
こちらに画像の、壁と屋根の取り合い(境目)などから雨漏りを発生させる場合があります。
こちらのようにコケや藻であったり、取り付けそのものが、不具合がある場合があります。
施工業者による取り付け知識不足から、強い横殴りの雨で、雨漏りするといった事例も聞いています。
対処方法として、屋根・外壁塗装や改修用の板金(雨押え:あまおさえ)などがあり、雨漏り対応には、十分効果が発揮されます。
改修用の板金(雨押え:あまおさえ)は、メーター数や、屋根・外壁の構造によりますが10万以下でできる雨漏り対策になります。
既存の板金の上の雨押えのところに、さらに雨押え板金をかぶせる手法になります。
屋根を張り替えるには、高額な費用がかかってくるので、雨押え板金は屋根を葺き替えなくても施工は可能なので、
雨漏りの際の候補として、予備知識にすると良いかもしれません。
|天井の張替え
廊下の天井からの雨漏り原因による天井補修
廊下の天井からの雨漏り原因による天井補修完了
続いて、居室一部雨漏り天井補修
居室一部雨漏り天井補修完了
雨漏りを確認できるように補修+点検口取り付け
雨漏り確認のための、点検口は後からでも作ることができるんです。
万が一のための、点検に点検口を後付けしてもいいかも♪
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