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9.32022
トタン屋根塗装
トタン屋根 瓦棒トタン屋根塗装の事例のご紹介になります。
勾配が緩い屋根などに主に採用され現代版では、ガルバリウム鋼板という素材でとても錆びにくいものもあります。
おおよそケルヒャーの通常のモデルが80キロ圧力としたら約2倍の圧力の150キロ圧力が塗装工事の通常使う一般洗浄機になります
手で触ったりすると怪我するくらい威力があります
次の工程
目荒らしや足付け作業 マジックロンやスクレッパー(カッターがついたヘラ)や機械などを使って汚れを落としたり、塗料の密着を高める為にする作業です。
何年か後の剥がれを防ぐためにとても有効な作業です
ツルツルしたものよりザラザラした物の方が剥がれにくいです あえて傷をつけて目を荒らす為目荒らしとも言います。
目荒らしが終われば錆止め塗装をしていきます今は白っぽい色を塗装していますが赤錆色やグレーや黒など様々な色があります
錆止め塗料にもグレードがあり基本はエポキシ系錆止め塗料という物が主流になっています価格もそこそこで錆がでない剥がれにくいなどの期待ができます
1液性の錆止めがあり以前使用した際密着不足で剥がれが生じた為現在では2液タイプ硬化剤と主剤を混ぜるタイプのエポキシ錆止めを使用しています
多少希釈するのですが、厚みをつけて剥がれにくい仕様にする為無希釈で塗装していきました
剥がれて段差などができている時には厚みをつけて目立ちにくいようにしています
錆止め塗装が終われば、次は中塗り(2番目の塗装)になります。今回仕様はファインパーフェクトベスト日本ペイントの2液性塗料
2液タイプの為耐久性と密着性が期待できます耐久目安は12-15年ハイブリッドグレードになります 屋根で紫外線があたる部分は2-3割は耐久性が落ちることも承知していきたい所です
中塗りが終われば3回目の上塗りをしていきます。基本的に同じ塗料を塗って行きます
絵の具と一緒で塗ったばかりと乾いた色が違う為 塗った部分と中塗りの部分は似ているようでツヤや色が微妙に違います
同じ色を2回塗る
一回目は錆止め塗装をした時に錆止め塗料に吸い込まれてツヤや耐久性が100%にならない為です
錆止め塗装をするのは密着を高める為と錆を再発させない為です
トタン屋根で錆止め塗装をしないで色だけ塗装すると簡単に剥がれてきますし錆もすぐ出てきます
後で塗り替え工事を担当する作業職人が作業がとても困難なものとなりますので予算がなくてもしっかり錆止め塗装をしていきましょう♪
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