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調色やりかた!色を作ってみた。上達するためには

調色!

あまり得意じゃないよ!って方がほとんどではないかというくらい、

色が合わない・・・

 

 

そんな見ているあなたにも、自分にも向かって書いていこうと思います。

私は1級塗装技能士の試験練習したくらいで、普段は、たまに調色する

くらいで、自分でもまだまだだなと、いつも思っているくらい

下手。

 

塗料を頼むまでもない、在庫があるもので、色を作りました。

日本塗料工業会の見本帳

通称日塗工(にっとこう)なんていっています。

 

今回は、現場で鉄骨の袖の梁一部分を塗るために、

色を作りました。

 

色は12-50L 赤みがかったオレンジ茶を濁したような色

 

テープをはって、いざスタート。

 

なるべく近い色をベースに、作っていきました。

白やグレーから作っても良さそうですが、黄色と赤系がコペックしかなく

もったいないかなと思い、 近い色をベースに色を作りました。

 

最初の12は赤系統の色番号

50Lは、濃さと色

グレーで言ったら、中間色

 

今回は〇〇ー40でいきましたので、少し目的色よりは濃い色

茶系に近いベースが、余っている一番似た色の在庫でしたので

これで、決めてスタート

少量ずつ足りない色を足していきます。

まずは白や赤・黄土色系などを入れて様子見

 

そして

何かが足りない感じくらいに近くなってきた

似てきたら日塗工に実際塗って、色を見ました。

 

ドライヤーも用意

あとトシンも

塗ったばかりの色と乾いた色は、色が違って見えます。

色がのぼるなんて、いうみたいです。

 

溶剤と水性では、水性の方が、全然違った色になってくれますので、

難易度が高い。

 

だいぶ近ずいてきましたが、ピッタリ色を合わせるには、

ここからが微調整と、根気が必要

 

塗って、乾かし、遠目から眺め何が足りないか、考え、

色を足す。

引くことができないから、入れすぎると、量が多くなってしまって、

無駄ができる、

 

1Lくらい作ろうと思ったが、いつの間にかオーバー

 

少し材料を処分(やっぱまだまだ勉強必要です)

 

何回も繰り返してくると、

わけわからなくなってくるのは、自分だけ!?

あと少しが合わない

 

目を薄めれば、ほぼ分からないくらい。

妥協かと 思ったりもしたが、

もう少し、寄せてみた

フィニッシュ

 

おおよそ1時間前後くらいは、格闘していた

原色は赤のみ使用で、あとは在庫の塗料だけで

作ってみました。

なんとかできました。

 

かえって一から作った方が早かったかもしれません。

 

色を調色するとき、合わない時は、一時休憩するようにしています。

あとは、近い色をベースにすると、早い、(原色があればなお最高)

 

色味を合わせてから濃さを合わせるっていう人と、

濃さを合わせてから、色を合わせるよという方もいます。

 

鮮やかさを濁らせるため、同じような濃さのグレーを作って、

混ぜる場合や、赤さび色・青(紺)も入れる場合もあります。

 

 

最後になりますが、

 

鉄骨のチョーキングを、見破れず、色が全然また違った( ;∀;)

 

 

どこかぬけてしまった自分

 

なにやってんだよ

 

自分に言い聞かせ、また、色を作り直しました

 

今度は、日塗工からでなく目的物(鉄骨)で色を合わせました。

 

 

調色の達人にはまだまだ遠い道のり

日々勉強だと感じました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました

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    小林 雅樹(こばやし まさき)1級塗装技能士・職業訓練指導員(塗装科)取得 昭和58年10月7日生まれ 栃木県市貝町生まれ 栃木県真岡育ち 真岡工業高校(建築科)へ入学するも、中退 職を転々とするが20代半ば偶然、知り合いの塗装店の代表と会い 塗装をはじめるきっかけとなりました 現場で、同じ塗装でもさらに高度な補修・リペア技術を目の前にして素晴らしい技術の魅力にひかれました。 多くの方に、低コストで行える補修を広く知ってもらいたいと考えています。

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