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9.222019
浴槽の種類と特徴について、分かりやすく解説
浴槽の種類と特徴
FRP(エフアールピー)
一般的なのは、FRP素材で、ガラス繊維とポリエステル樹脂の組み合わせが、もっとも一般的に多くの方に知られています。
ガラス繊維とは、和紙に似たガラスマットと呼ばれるものが有名
ポリエステルは水と水あめを7:3くらいで割ったような透明っぽい液体。独特のにおいがします。
ポリエステルだけでは固まらず、硬化剤を1%前後まぜて、化学反応で硬化させます。
硬化剤を入れすぎると煙がでたり、すごい熱を発生させる、取り扱い注意な材料です。
ポリエステルの特徴として、 安価・硬化が早く変形しにくい、吸湿性が低い(硬化後、水に濡れても乾きやすい)
保管しやすい、ほかの浴槽の素材よりメンテナンスしやすいなどのメリットがあります
耐久性が必要な場所には、ガラスマットや他のカーボンなどの繊維と融合させ、強度を上げる。など必要です
サーフボードなども、FRPで補強・補修されているくらい水にも強く、強度がある。
一度固まったら、削るのが大変である、専用の機械で研磨が必要
住宅のベランダの床などもFRP防水として施工されているケースも多い
日差しが強く紫外線が多く当たる場所では、ひび割れなどが見られてくることも、ある
ステンレス
鉄が主で、クロムなどの合金(混ぜている)
ステンレスstainless= 錆びない・さびにくいという意味があります。
ステンレスは他の素材と比べて、耐久性があり、値段が高価なイメージがある
絶対錆びないわけではない。錆が出る時もある。
塗装の密着が悪い欠点もあります
ホーロー
鉄とアルミの合金(混ざっている)にガラスなどの釉薬で焼いてできている
イメージは日本瓦
ほぼメンテナンスフリー(しない)
日本瓦もガラス系の釉薬で焼いている
日本瓦は塗装しない。
しかしホーローは、主成分が鉄とアルミのため
腐食や傷にとても強いとされている。
表面が傷ついてしまうと、そこから錆がでてくることもある
表面がガラスでコーティングされているため、重たいものを落とすと割れたりひびが入ったりする
人造大理石(じんぞうだいりせき)
人造大理石とは、
大理石を細かくして 専用の樹脂・や接着剤のようなもので加工しているもの
半分は、自然のもの(大理石)
半分は、人が作ったもの(樹脂・接着剤)
ちなみに人工大理石は、
全部、大理石に似せて人が作ったもの
大理石は全く入っていない!
木製ヒノキ
ヒノキ風呂などが有名です
木は長持ちしないは、誤っています。
メンテナンスすれば、一生持つまでは言えませんが、ほかの素材と同等に何十年と長持ちしてくれることでしょう。
露店風呂などは木製を使っていてきもちがいいですね!
日々のメンテナンスが、大変ですが とても気持ちがいい浴槽で癒しを感じられます。
まとめ
自分の予算と、それぞれのメリット・デメリットを含めて
先を見越して選ぶべし、
何を一番に重視するのか考えて浴槽の種類を選ぶと良いでしょう。
浴槽メーカーの展示場へ出向き、実際見てさわって、確かめるのが一番です。
日々の仕事の疲れを癒せる唯一の場所でもあるので、こだわってみてもいいのかもしれません。
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