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8.82023
屋根塗装について解説

屋根塗装お考えの方向けに分かりやすいようにご紹介できればと思います
屋根塗装は10年数年に一度塗装を
外壁と屋根塗装のセットが、基本的でおススメします
屋根塗装だけでも、足場代がかかってきます外壁だけでもまた足場は必要になってきます
屋根塗装のおおまかな予算感は、35坪標準くらいで40-50万前後くらいが多い価格帯です
内訳として
足場工事とメッシュシート(飛散防止)15-20万
高圧洗浄2-3万
屋根塗装3-4回塗り ハイブリッド塗料(10-15年)15-30万
廃塗料経費等 2-3万
※大手ハウスメーカーや 大型販売店を除く
一般的な塗装工事店価格です 家の形状や状況によって金額は異なります
塗料のグレード 屋根の素材や形 痛み具合によって価格の単価も変わってきます
屋根の塗料では、ファインパーフェクトベスト日本ペイントのハイブリッド塗料を使っている塗装店が多い様な気がします
耐久目安は10-15年あたりと言ったところでしょうか
日差しが強い屋根は、紫外線によって外壁塗装より痛みやすい為外壁塗料より屋根塗料はやや高価で 塗料自体も外壁用塗料よりも強いです
ここから屋根塗装の基本的な流れ書いていこうと思います

黒っぽいのはカビや汚れ 黄色は藻です
屋根が水弾きがなくなり屋根材に雨が降った水が染み込んだり雨漏りの原因になったりするので定期的に塗装するのがおすすめです
何年も放置して、痛んでくると剥がれやすくなったり、屋根が水を吸込み表面がもろい状態になってきたりします
すると塗装では難しい状態の場合にはこの上から新しく屋根を葺いたり 屋根を剥がして葺きなおしになったりしますので注意が必要です
屋根は普段見る場所ではないので 新築からは10-15年の間くらいには点検してみると良いかも知れません
車で遠くから見える場合には時々チェックしましょう 色がさめてきたり黄色っぽい藻が見える場合には検討しても良いかも知れません

1番最初の工程は、高圧洗浄 汚れや苔藻を綺麗に削ぎ取るイメージです この時のノズルはターボノズルと言ってトルネード回転するタイプです 通常ノズルより強力で洗浄能力があります。 今は、 飛散しないタイプの物も出ています

屋根の汚れや元々の汚れもありますので、雨どいの中もキレイに流していきます

板金部分に錆止め塗装
錆が出ている場合には錆止め塗装 下塗りシーラーの場合もあります

板金の釘頭にはコーキングで 抜け防止で打っていきます 風で板金飛ばされることもありますので 決まりはないですが 釘の抜け防止策を行っています

下塗りシーラー塗装1回目
痛みがある場合ですとすぐ下塗りを屋根材が吸込み乾いた色になります この状態ですと密着不安ある為下塗りをもう一度塗装していきます

一回目と比べると全体的に濡れ肌色になってきます

屋根塗装1回目(中塗り)

中塗りと色を変えて2回目(上塗り)塗装
何回塗っているのか分かりやすいと思います

下塗り2回の中塗り上塗りで4回塗りです痛みがある場合には下塗りが2回になります

4回塗り完了です日が当たるとツヤツヤしているのが分かりやすいです
今回はタスペーサと呼ばれる 部材は省略しました重なり目が問題なく空いている為です
重なり目がピッタリの場合には、スペーサーを入れたほうが雨漏りの原因から避けられます
最近多いのは、近くで工事しているのですが屋根が浮いていますので直した方がいいですよ雨漏りしますよと言った飛び込み営業 不安をあおる営業方法で、やらなくてもなくても良い工事を勧めてくる場合もあるみたいです。
基本的に飛び込みは、工事金額が高い部類で、作業するのは外注になり私達みたいな小さな工事店が塗装することが多いです
予算が少なさすぎなければ、問題ないですが、安すぎる場合には、手抜きで1回塗り2回塗りで逃げられてしまうこともあるみたいですので写真や報告はしっかり受けていきたい所です
最後までご覧頂きありがとうございました
屋根塗装や、補修でお困りの際にはお気軽にお問い合わせ下さい
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